加速劣化後に橋絡水トリーが発生した乾式架橋・E-E方式の6.6 kV撤去CVケーブルに関する電気絶縁特性
加速劣化後に橋絡水トリーが発生した乾式架橋・E-E方式の6.6 kV撤去CVケーブルに関する電気絶縁特性
カテゴリ: 部門大会
論文No: 333
グループ名: 【B】平成30年電気学会電力・エネルギー部門大会
発行日: 2018/09/12
タイトル(英語): Electrical Insulation Characteristics of Dry-cured and E-E Type 6.6 kV Removed XLPE Cable with Penetraed Water Tree after Accelerated Water-treeing Test
著者名: 栗原 隆史(電力中央研究所),佐藤 智之(東北電力),長嶋 友宏(東北電力)
著者名(英語): Takashi Kurihara|Tomoyuki Sato|Tomohiro Nagashima
キーワード: CVケーブル|三層同時押出|水トリー|加速劣化|劣化診断橋絡水トリー,XLPE Cable,E-E type,water tree,accelerated water-treeing test,degradation diagnosispenetraed water tree
要約(日本語): 経年約20年の乾式架橋・E-E方式の6.6 kV撤去CVケーブルについて水トリーを伸展させるための加速劣化試験を行い,橋絡状態まで水トリーを伸展させることができた。このとき,橋絡水トリーが発生したケーブルの直流漏れ電流値は13.3 μAであり,この値はE-T方式の6.6 kV CVケーブルに対して定められている要注意判定の値(0.1 μA)より大きかった。また,橋絡水トリーが発生したケーブルの単位長あたりの交流重畳電流と1 Hz成分は,それぞれ,15.1 nA/mと8.75 nA/mであった。交流絶縁破壊電圧は14 kVであり,交流絶縁耐力試験電圧値10.3 kVよりも高かった。
PDFファイルサイズ: 728 Kバイト
受取状況を読み込めませんでした
