位相制御投入における有負荷変圧器の残留磁束

カテゴリ: 部門大会

論文No: 348

グループ名: 【B】平成30年電気学会電力・エネルギー部門大会

発行日: 2018/09/12

タイトル(英語): Residual Magnetic Flux of On-Load Transformer for Controlled Switching.

著者名: 日俣 幸彦(東京電機大学),腰塚 正(東京電機大学),丸山 志郎(東芝エネルギーシステムズ),斎藤 実(東芝エネルギーシステムズ),前嶋 宏行(東芝エネルギーシステムズ)

著者名(英語): Yukihiko Himata|Tadashi Koshizuka|Shiro Maruyama|Minoru Saito|Hiroyuki Maejima

キーワード: 励磁突入電流|残留磁束|位相制御開閉位相制御開閉,Inrush Current,Residual Magnetic Flux,Controlled Switching

要約(日本語): 変圧器を系統に投入する際、鉄心の残留磁束の影響で大きな励磁突入電流が流れる事がある。励磁突入電流を抑制する手法として、遮断器の位相制御投入が有効であるが位相制御投入には、変圧器の残留磁束の情報が必須となる。
現在の残留磁束の検討例の多くは、無負荷変圧器で検討されている。変圧器は有負荷状態でも開閉されるが、その状態において検討された例は少ない。
本論文では、有負荷変圧器での残留磁束を実測とシミュレーションを用いて検討した。有負荷変圧器の1例として、主変圧器の2次側に所内変圧器が接続されている条件を模擬して残留磁束の測定を行い、シミュレーションを用いて様々な負荷条件での残留磁束を比較した。

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