消弧グリッドの厚さと枚数がアークに与える影響

カテゴリ: 部門大会

論文No: 356

グループ名: 【B】平成30年電気学会電力・エネルギー部門大会

発行日: 2018/09/12

タイトル(英語): Influence of the thickness and number of arc extinguishing grids on air arc

著者名: 松山 広喜(東京電機大学),腰塚 正(東京電機大学)

著者名(英語): matsuyama hiroki|koshizuka tadashi

キーワード: 消弧グリッド|鉄製グリッド|グリッド枚数グリッド枚数,arc extinguishing grid,iron grid,number of grid

要約(日本語): 負荷開閉器や配線用遮断器では消弧装置として消弧グリッドが備わっている。この消弧グリッドによりアークを分断、冷却しアーク電圧を上昇させることで限流遮断している。しかし、消弧グリッドを多数回使用することで消耗し性能が低下する。よって、消弧性能向上には消弧グリッドの働きを明らかにする必要がある。
本論文では、厚みの異なる鉄製の消弧グリッドを複数枚用い電流を遮断し、その結果をアーク電圧－電流特性に着目して比較を行った。厚みが増加することによってアーク電圧は安定していく傾向が確認できた。また同じ電流波高値の場合、グリッドを増加させると、厚さに関係なくアーク電圧は一定の値に収束する結果が得られた。

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