遮断器責務解析における下位ループ系統の模擬方法の検討

カテゴリ: 部門大会

論文No: 370

グループ名: 【B】平成30年電気学会電力・エネルギー部門大会

発行日: 2018/09/12

タイトル(英語): Study for Model of Loop System with Lower Voltage in Interrupting Duties Analysis of Circuit Breaker

著者名: 木村 涼(三菱電機),平塚 正樹(三菱電機),亀井 健次(三菱電機),山下 督士(三菱電機)

著者名(英語): Ryo Kimura|Masaki Hiratsuka|Kenji Kamei|Tokushi Yamashita

キーワード: 遮断器責務解析|下位ループ系統|過渡回復電圧過渡回復電圧,Interrupting Duties Analysis,Loop system with Lower Voltage,Transient Recovery Voltage

要約(日本語): 遮断責務解析において，解析対象の電圧階級よりも下位電圧系統は，遮断責務に影響を与えない範囲で系統を簡略化して模擬することが実用的であり，下位電圧系統が放射状構成の場合，背後電源（定電圧源＋背後インピーダンス）で模擬して解析が行われる。一方，下位電圧系統がループを構成している系統も存在し，この場合でも，放射状構成と同じく背後電源で模擬することが可能であれば，より実用的な解析が可能である。本論文では，下位のループ系統を詳細に模擬した場合と放射状構成に変換した場合について，解析結果と比較することで，下位電圧系統の模擬方法が上位電圧系統の遮断責務に与える影響について検討を行った。

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