雷インパルス電流の繰り返し印加による配電用避雷器の累積処理エネルギーの特性

カテゴリ: 部門大会

論文No: 273

グループ名: 【B】平成30年電気学会電力・エネルギー部門大会

発行日: 2018/09/12

タイトル(英語): Characteristics of Total Energy Capability of Distribution Surge Arrester by Repetitive Operations with Lightning Impulse Current

著者名: 松浦 進(北陸電力),金谷 賢一(北陸電力),門 裕之(電力中央研究所),宮城 吏(電力中央研究所)

著者名(英語): Susumu Matsuura|Kenichi Kanatani|Hiroyuki Kado|Tsukasa Miyagi

キーワード: 配電線|避雷器|故障|雷インパルス電流|処理エネルギー,distribution line,surge arrester,damage,lightning impulse current,energy capability

要約(日本語): 高圧架空配電線の雷害対策として，配電用避雷器等の酸化亜鉛素子を内蔵する機材の取り付けが進められている。一方で，雷電流の処理により避雷器等が故障する被害が増加しており，特に日本海沿岸地域の冬に多く発生している。このような雷による避雷器等の故障を低減させる対策を検討するには，避雷器が雷電流（繰り返し電流，大電流等）を処理することによる劣化等に関わる特性を把握する必要がある。本稿では，これまでとは異なる波形（4/10μ秒）の雷インパルス電流を避雷器に繰り返し印加し，累積処理エネルギーを求めた結果について報告する。

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