高圧配電線の施設状況を考慮した雷リスク評価に関する検討

カテゴリ: 部門大会

論文No: 275

グループ名: 【B】平成30年電気学会電力・エネルギー部門大会

発行日: 2018/09/12

タイトル(英語): A Study of Lightning Risk Assessment Considering Facility State of Power Distribution Lines

著者名: 新井 伸隆(電力中央研究所),原 慎吾(電力中央研究所),森 亮太(電力中央研究所),石本 和之(電力中央研究所),浅川 聡(電力中央研究所),國本 高浩(中国電力)

著者名(英語): Nobutaka Arai|Hara Shingo|Mori Ryota|Ishimoto Kazuyuki|Asakawa Akira|Kunimoto Takahiro

キーワード: 配電線|雷害対策|避雷器|雷リスク評価手法,Distribution lines,Lightning protection measures,Surge arrester,Lightning risk assessment

要約(日本語): 現在，高圧配電線雷リスク評価手法を用いて，既設配電線路に対して，追加の雷害対策を実施した際の雷事故件数低減効果を定量的に把握する手法が提案されている。しかし，提案手法では，雷リスクマップという形で雷リスクを評価しているため，地域全体の雷リスクを俯瞰する手法としては有用であるが，フィーダごとの雷リスク値を求めるには不十分であり，事業所単位で活用するためには，フィーダごとの耐雷設備施設率等の実際の高圧配電線の施設状況を考慮した雷リスク評価手法が必要となる。
本稿では，中国電力管内のある事業所に対して，フィーダごとの高圧配電線雷リスク評価を実施した結果について報告する。

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