東京スカイツリーの高さ497mおよび地上脚部で同時観測した雷電流波形のFDTD法による再現
東京スカイツリーの高さ497mおよび地上脚部で同時観測した雷電流波形のFDTD法による再現
カテゴリ: 部門大会
論文No: 280
グループ名: 【B】平成30年電気学会電力・エネルギー部門大会
発行日: 2018/09/12
タイトル(英語): Reproduction of current waveforms of return strokes simultaneously observed at 497m-height and foot of Tokyo Skytree by using FDTD method
著者名: 三木 貫(電力中央研究所),齋藤 幹久(電力中央研究所),新藤 孝敏(電力中央研究所,東京大学),石井 勝(東京大学)
著者名(英語): Toru Miki|Mikihisa Saito|Takatoshi Shindo|Masaru Ishii
キーワード: 下向き雷|上向き雷|雷電流|高構造物|雷観測,downward flash,upward flash,lightning current,tall structure,lightning observation
要約(日本語): 東京スカイツリーでは高さ497mと地上脚部で雷電流波形を同時観測している。東京スカイツリーは複雑な塔体構造で,地上付近では三脚構造となっており,さらに一脚あたり4本の塔体で構成されている。本稿では,塔体を分流して大地へ流れていく雷電流について,高さ497mおよび地上脚部の1本での測定で得られた観測波形を,数値電磁界解析のひとつであるFDTD法によって再現したので報告する。なお,FDTD法としてVSTLを使用し,タワー塔体を地上低層のビル部分も含めて簡易的に模擬した。また,解析空間はタワー近傍と上空としたため,本稿では数km以遠への放射電磁界については対象としていない。
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