実使用されたポリマーがいしの汚損フラッシオーバ特性に関する調査
実使用されたポリマーがいしの汚損フラッシオーバ特性に関する調査
カテゴリ: 部門大会
論文No: 290
グループ名: 【B】平成30年電気学会電力・エネルギー部門大会
発行日: 2018/09/12
タイトル(英語): A study of the flash over characteristics of polymer insulators under salt water injection conditions.
著者名: 畔柳 俊幸(電力中央研究所),黒岩 良一(北陸電力),高木 厚(北海道電力),水戸 健一(東北電力),工藤 尚宏(東京電力),森 政人(中部電力),山田 竜司(中国電力),児玉 健(四国電力),古市 弘晃(九州電力),粟木原 護(沖縄電力)
著者名(英語): Toshiyuki Kuroyagi|Ryouichi Kuroiwa|Atsushi Takagi|Kenichi MIto|takahiro Kudou|Masato Mori|Ryuuji Yamada|Ken Kodama|Hiroaki Furuichi|mamoru Awakihara
キーワード: ポリマーがいし|経年|汚損フラッシオーバ電圧|塩害|材料劣化,polymer insulator,aging,flash over voltage under pollution condition,salt contamination,material degradation
要約(日本語): ポリマーがいしはその軽量性,耐汚損性能に優れるため相間スペーサや避雷器容器として多く用いられている。しかし,有機材料からなるため経年に伴う外部絶縁性能の変化が懸念され,その解明が求められている。本報告では,実線路で使用されたポリマーがいし(経年?20年以上)について,外被材表面を撤去状態のまま塩水注水条件下のフラッシオーバ電圧を調査した。この結果,塩水注水フラッシオーバ電圧は大きくばらつくものの,その分布の下限は経年とともに低下する傾向を示すことを明らかにした。これにより,ポリマーがいし類の経年に伴う外部絶縁性能の評価には,塩水注水法が有効であることを述べた。
PDFファイルサイズ: 672 Kバイト
受取状況を読み込めませんでした
