瞬時値解析の高速化を目的としたインバータの電圧補間モデル
瞬時値解析の高速化を目的としたインバータの電圧補間モデル
カテゴリ: 部門大会
論文No: 6
グループ名: 【B】令和元年電気学会電力・エネルギー部門大会
発行日: 2019/08/23
タイトル(英語): A voltage interpolation model of inverters for speeding up electromagnetic transient analysis
著者名: 堀内 俊太郎(東京工業大学),佐野 憲一朗(東京工業大学),野田 琢(電力中央研究所)
著者名(英語): Shuntaro Horiuchi|Kenichiro Sano|Taku Noda
キーワード: 瞬時値解析|電圧補間法|連系インバータ|高調波解析|高速化,Electromagnetic transient simulation,Voltage interpolation,Grid-connected inverter,Harmonic analysis,Speed up
要約(日本語): 本論文では,インバータが連系された電力系統の瞬時値解析の高速化を目的とし,インバータの電圧補間モデルを提案する。電圧補間では,スイッチングによるインバータ交流電圧の遷移時に,中間の電圧を補間して出力する。その結果,大きな計算時間刻みでも交流電流波形を高精度に模擬できる特長を有する。当初この手法はリアルタイムシミュレータ用に開発されたが,本論文ではこれを汎用PC上の瞬時値解析プログラムに適用した電圧補間モデルを提案する。電圧補間モデルを用いた場合,スイッチング周期に対して計算時間刻みを7%(従来法の7~70倍)に増加しても,インバータの電流波形を高調波成分も含め高精度に模擬できることを確認した。
PDFファイルサイズ: 1,401 Kバイト
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