複数EMSで共有する車載蓄電池の充放電制御とEV-EMS間の電力取引価格の明示化

カテゴリ: 部門大会

論文No: 35

グループ名: 【B】令和元年電気学会電力・エネルギー部門大会

発行日: 2019/08/23

タイトル(英語): Charge/discharge control of in-vehicle battery shared by multiple EMSs with clarifying electricity price between EV and EMS

著者名: 寺住 法遵(名古屋大学),平田 研二(富山大学),川島 明彦(名古屋大学),稲垣 伸吉(名古屋大学),鈴木 達也(名古屋大学)

著者名(英語): Hoshun Terazumi|Kenji Hirata|Akihiko Kawashima|Shinkichi Inagaki|Tatsuya Suzuki

キーワード: エネルギー管理システム|モデル予測制御|EV|V2G,Energy Management System,Model Predictive Control,EV,V2G

要約(日本語): 現在，高効率なエネルギー管理を行うエネルギー管理システム(EMS) が注目を集めており，EMSのバッファとして，将来的に普及していくであろうEVの車載蓄電池を活用することが提案されている．またEVの移動先のEMSでも車載蓄電池を活用することで，より効率的な電力制御が期待できる．この場合，自宅以外のEMSとEV間での電力取引が発生するため，これらの間での電力価格を決定する必要がある．
本研究では，複数EVとそれらを共有するEMS での充放電計画の最適化手法を提案する．またEMS の電力需要やEV の移動を考慮した最適化問題を定式化し，EMS-EV間の電力価格が明示化できることを示す．最後に計算機実験により提案手法の有効性を検証する．

PDFファイルサイズ: 509 Kバイト