同期化力インバータによる系統安定化効果の検討

カテゴリ: 部門大会

論文No: 105

グループ名: 【B】令和元年電気学会電力・エネルギー部門大会

発行日: 2019/08/23

タイトル(英語): Investigation of Power System Stabilization Effect by Synchronous Inverter

著者名: 餘利野 直人(広島大学),六箱 凌佑(広島大学),造賀 芳文(広島大学),佐々木 豊(広島大学)

著者名(英語): Naoto Yorino|Ryosuke Rokubako|Yoshifumi Zoka|Yutaka Sasaki

キーワード: 電力系統安定化|単相同期化力インバータ|同期化力同期化力,power system stabilization,single-phase synchronous inverter,synchronizing power

要約(日本語): 近年，再生可能エネルギー（RES：renewable energysources）の急速な導入により，電力システムの安定度問題が懸念され，対策が検討されている。インバータ電源の増加は従来電源である同期発電機の減少を意味し，電力系統の慣性の低下は不安定化の要因になる。安定度向上の観点から，同期機と同様の働きを持つ擬似慣性を電力変換器に具備することは，効果的な手法の一つである。
本稿では単相インバータに擬似的な同期化力を具備させた単相同期化力インバータ（single-phase synchronous inverter：SSI）を電力系統に導入した場合の，系統の安定度へ与える影響についてシミュレーションを行い検証した。

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