変電所監視制御システムへのIEC 61850適用検討 その2
変電所監視制御システムへのIEC 61850適用検討 その2
カテゴリ: 部門大会
論文No: 121
グループ名: 【B】令和元年電気学会電力・エネルギー部門大会
発行日: 2019/08/23
タイトル(英語): Investigation of Application of IEC 61850 in Substation Control System Part 2
著者名: 天雨 徹(中部電力),伊東 重信(中部電力),青木 茂幸(東芝エネルギーシステムズ),竹ノ内 孝一(東芝エネルギーシステムズ),東海林 学(東芝エネルギーシステムズ),水上 朋子(東芝エネルギーシステムズ)
著者名(英語): Toru Amau|Shigenobu Ito|Shigeyuki Aoki|Koichi Takenouchi|Manabu Shoji|Tomoko Mizukami
キーワード: IEC61850|変電所監視制御システム,IEC61850,Substation Control System
要約(日本語): デジタル情報処理技術の発展に伴い,国内の多くの変電所の監視制御システムは装置間の情報伝送を行い,システム全体の高度化を進めてきた。しかしながら,情報伝送には独自のプロトコルが適用され,拡張性には一定の制約があるシステムとなっていた。一方近年,変電所構内においては、国際規格であるIEC 61850を導入し、情報伝送を標準化することで,マルチベンダ化による運用・保守の高度化や拡張性に優れたシステムを構築するニーズが国内市場においても高まってきた。これに対し、変電所と上位制御所の間の伝送については、様々な制約の為従来とおりの伝送仕様を適用する必要があり、これら異なる通信を変換する部分の最適化、標準化を検討することはマルチベンダ化や高度化、拡張性に重要な課題である。
既報の論文「変電所監視制御システムへのIEC 61850適用検討 その1」では、IEC 61850を適用することを前提としたシステム構成や規格への対応方針、変電所内規格であるIEC 61850と上位制御所間規格のPMCN変換方式概要について述べた。
本論文では,IEC 61850/PMCN変換方式の詳細検討を行ってきたのでその内容を報告する。
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