IGBT変換器を用いた配電系統の地絡故障電流低減方法の検討
IGBT変換器を用いた配電系統の地絡故障電流低減方法の検討
カテゴリ: 部門大会
論文No: 122
グループ名: 【B】令和元年電気学会電力・エネルギー部門大会
発行日: 2019/08/23
タイトル(英語): Study on Method for Reducing Ground Fault Current in Distribution System using IGBT Converter
著者名: 牛田 一洋(中部電力),杉本 重幸(中部電力),藤原 修平(三菱電機),荒川 瑞恵(三菱電機エンジニアリング)
著者名(英語): Kazuhiro Ushida|Shigeyuki Sugimoto|Shuhei Fujiwara|Mizue Arakawa
キーワード: 地絡故障電流|対地静電容量|分散リアクトル|集中リアクトル|IGBT変換器,ground fault current,ground capacitance,distributed reactor,centralized reactor,IGBT converter
要約(日本語): 中部電力では,電力需要の減少や設備の高経年化に対して配電用変圧器の廃止など,設備のスリム化を検討している。配電用変圧器の廃止にあたっては,既設配電線を他変圧器へ振り分ける必要があり,これにより対地静電容量が増加するため,地絡故障電流の増加が懸念される。地絡故障電流の増加は,地絡検出感度やB種接地工事へ影響を与えるため,地絡故障電流を低減させる必要がある。この方法として,リアクトルを用いて補償する方法があるが,順送時において適切な補償ができない課題がある。そのため,この課題を踏まえて,IGBT変換器を用いた新たな低減方法を考案したので紹介する。
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