FGM絶縁スペーサの誘電率逆求解自動計算技術の開発とその検証

カテゴリ: 部門大会

論文No: 333

グループ名: 【B】令和元年電気学会電力・エネルギー部門大会

発行日: 2019/08/23

タイトル(英語): Development and Verification of Inverse Analysis of Permittivity Distribution in FGM Spacer

著者名: 加藤 克巳(新居浜工業高等専門学校),小島 寛樹(名古屋大学),早川 直樹(名古屋大学),満留 博(富士電機),柳瀬 博雅(富士電機),岡本 健次(富士電機),大久保 仁(愛知工業大学)

著者名(英語): Katsumi Kato|Hiroki Kojima|Naoki Hayakawa|Hiroshi Mitsudome|Hironori Yanase|Kenji Okamoto|Hitoshi Okubo

キーワード: 傾斜機能材料|絶縁スペーサ|誘電率分布|逆求解|自動計算有限要素法,Functionally graded materials,Insulating spacer,Permittivity distribution,Inverse analysis,Automatic calculationFinite element method

要約(日本語): 著者らはこれまで、高電圧機器のコンパクト化を目的として、その絶縁スペーサへの誘電率傾斜機能材料（ε-FGM）の適用を検討してきた。今回、ε-FGMの電界緩和効果を最大化するための、誘電率分布逆求解自動計算技術を開発した。これによって、ε-FGMにおいて電界緩和効果を発揮する誘電率分布を自動計算で求めることができる。この技術の適用効果を検証するため、実機器スペーサモデルを用いた逆求解自動計算を実行した。その結果、自動計算によって求められたε-FGMの誘電率分布の電界緩和効果によって、計算上、所望のコンパクト化が期待できることが確かめられ、本手法の有効性を検証することができた。

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