275kV変圧器用ポリマーガスブッシングの実用化

カテゴリ: 部門大会

論文No: 345

グループ名: 【B】令和元年電気学会電力・エネルギー部門大会

発行日: 2019/08/23

タイトル(英語): The Practical Realization of 275kV Polymer Bushings for Transformers

著者名: 吉田 一輝(東京電力パワーグリッド),多藝 彰規(東京電力パワーグリッド),田中 直樹(日本ガイシ),辻 和宏(日本ガイシ),佐藤 健次(日本ガイシ)

著者名(英語): Ikki Yoshida|Akinori Tagei|Naoki Tanaka|Kazuhiro Tsuji|Kenji Sato

キーワード: ブッシング|ポリマーがい管|変圧器変圧器,bushing,Composite hollow insulator,Transfomer

要約(日本語): 275ｋV変圧器用ポリマーブッシングの開発について電気学会全国大会（平成30年）において開発コンセプトや構造・設計およびポリマーがい管の形式試験結果について報告した。本ポリマーブッシングには優れた耐震性の他,レトロフィット（既設互換性）,エコフレンドリー（オイルレス）,吸湿制御による長寿命設計に加え，ポリマーがい管損傷時の迅速交換性の特徴があり,変圧器用ブッシングとして今後主流になる可能性がある。令和元年には，実線路に初号機が設置されるが,これまで実施した新規採用摺動接点の評価試験や新JEC5202に適合した形式試験結果とともに新JECから厳しくなった絶縁油温度（55K→60K）を考慮した温度上昇解析と実験との整合性確認をこのタイプのブッシングとしては初めて行ったので併せて報告する。

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