鉛蓄電池のサルフェーション劣化を抑制する混合添加剤の検討

カテゴリ: 部門大会

論文No: 352

グループ名: 【B】令和元年電気学会電力・エネルギー部門大会

発行日: 2019/08/23

タイトル(英語): Consideration about additive agents to restrain sulfation degradation of lLead-acid battery

著者名: 田島 大輔(福岡工業大学),下園 大貴(福岡工業大学),関谷 勝幸(関谷)

著者名(英語): Daisuke Tashima|Taiki Shimozono|Katsuyuki Sekiya

キーワード: 鉛蓄電池|サルフェーション劣化|混合添加剤混合添加剤,Lead-acid battery,Sulfation degradation,mixed additive agents

要約(日本語): サルフェーションは主に負極で発生するため，鉛蓄電池の負極を模したセルを実際に作成し，500サイクルの充放電試験を行った。その後，鉛板の表面について観察を行った。添加剤には，ポリビニルアルコールのAL-06RとP-610を3種類の比率で混合したものと，陽イオン活性剤であるC-500の後継品であるN-300，A-300の合計5種類の添加剤を用いた。その結果，AL-06RとP-610を混合した混合添加剤においては，配合比によって短期間，あるいはサイクル全体に渡ってのサルフェーションの抑制効果や，電極の回復に期待できることが分かった。

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