送電用鉄塔の腐食等に対する健全性評価技術に関する研究（その１）<br>－広域評価のための腐食量推定手法－

カテゴリ: 部門大会

論文No: 371

グループ名: 【B】令和元年電気学会電力・エネルギー部門大会

発行日: 2019/08/23

タイトル(英語): Study on Soundness Assessment Techniques for Aged Transmission Tower (Part I)
-Methods to Assess the Corrosion of Aged Transmission Towers with Respect to Their Locations-

著者名: 大原 信(電力中央研究所),服部 康男(電力中央研究所),須藤 仁(電力中央研究所),速水 洋(電力中央研究所),朱牟田 善治(電力中央研究所),平口 博丸(電力中央研究所)

著者名(英語): Shin Ohara|Yasuo Hattori|Hitoshi Suto|Hiroshi Hayami|Yoshiharu Shumuta|Hiromaru Hirakuchi

キーワード: 送電用鉄塔|維持管理|大気腐食|相対湿度|海塩ドーズレスポンス関数,Transmission Tower,Maintenance,Atmospheric Corrosion,Relative Humidity,Sea SaltDose-Response Function

要約(日本語): 電力中央研究所では，送電用鉄塔の腐食等に対する健全性評価技術に関する研究の一環として，鉄塔立地点ごとの相対的な劣化度合いの評価（以下，広域評価）の手法整備に取り組んでいる。本報では，面的に広がりを持って設置されている鉄塔群に対して，広域評価を行うための腐食量推定手法について述べる。広域評価においては，数値解析により計算された気温，海塩飛来量などの環境因子のマップ情報を，腐食量推定式に入力することで各地点での亜鉛や鉄鋼の腐食量を推定し，これにより面的な広がりをもって設置されている鉄塔群に対して，優先順位付けに有用な劣化度合い評価を可能とする。

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