太陽光発電システム導入時の配電系統における協調的電圧管理システムの電圧制御効果に関する検討

カテゴリ: 部門大会

論文No: 126

グループ名: 【B】令和元年電気学会電力・エネルギー部門大会

発行日: 2019/08/23

タイトル(英語): A Study on Voltage Control Effect of Cooperative Voltage Management System in Distribution System with Photovoltaic Generations

著者名: 灘吉 拓哉(広島大学),関崎 真也(広島大学),西崎 一郎(広島大学),林田 智弘(広島大学)

著者名(英語): Takuya Nadayoshi|Shinya Sekizaki|Ichiro Nishizaki|Tomohiro Hayashida

キーワード: 配電系統　|太陽光発電システム　|電圧制御　|協力ゲーム,Distribution Network,Photovoltaic Generation System,Voltage Control,Cooperative Game

要約(日本語): 近年，一部の配電系統へ太陽光発電システム(PV: photovoltaic generation system)が大量に導入されつつある．電圧変動などの電力品質低下がPV大量導入により懸念されており，課題の一つとしてPV導入時の電圧管理を低コストで行うことが挙げられている．先行研究では協力ゲーム理論におけるコアに含まれる配分を効率的に求めることで同時にPVによる電圧変動を抑制する協調的電圧管理システムを提案し，需要家のもつPVや蓄電池等の需要家リソース容量を最適化することで，PVによる電圧変動を抑制しつつ PV発電量の最大化が可能であるという成果を得た．本論文では先行研究で提案されたシステムが，配電系統内の需要家群の利得と電圧制御機器へ及ぼす影響について検討を行う．

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