短時間先PV出力予測情報を活用した蓄電池によるメガソーラーの出力変動緩和制御に関する検討

カテゴリ: 部門大会

論文No: 158

グループ名: 【B】令和元年電気学会電力・エネルギー部門大会

発行日: 2019/08/23

タイトル(英語): Study on Battery Ramp-Rate Control for a Large-Scale PV System using Short-Term PV Output Forecasting

著者名: 劉 安東(早稲田大学),石井 英雄(早稲田大学),林 泰弘(早稲田大学)

著者名(英語): Anto Ryu|Hideo Ishii|Yasuhiro Hayashi

キーワード: 太陽光発電|蓄電池|出力変動緩和制御|短時間先PV出力予測,Photovoltaic System,Battery Energy Storage System,Ramp-Rate Control,Short-Term PV Output Forecasting

要約(日本語): 太陽光発電（PV）の大量導入時の電力需給対策として、再エネ事業者が大規模な太陽光発電所（メガソーラー）より売電する際、蓄電池などによる出力変動緩和対策を系統連系要件とすることが散見される。しかし、それには一般に大容量の蓄電池が必要であり、導入コストが依然高い現状においては、蓄電池設置コストが経済面の課題となっている。そこで本稿では、短時間先PV出力予測情報を活用した蓄電池によるメガソーラーの出力変動緩和制御手法を提案する。これにより、短時間先のPV出力予測情報を活用して蓄電池を効率的に制御することで、小さい容量で同等の出力変動緩和効果を達成し、蓄電池の必要容量削減に伴う初期コスト削減を図る。

PDFファイルサイズ: 555 Kバイト