系統擾乱時における分散電源出力応動に関する実験的検討のための簡易リアルタイムシミュレータの構築
系統擾乱時における分散電源出力応動に関する実験的検討のための簡易リアルタイムシミュレータの構築
カテゴリ: 部門大会
論文No: 212
グループ名: 【B】令和元年電気学会電力・エネルギー部門大会
発行日: 2019/08/23
タイトル(英語): Development of Simplified Real-time Simulator for Experimental Study on Power Output Response of Distributed Generator in Grid Disturbance
著者名: 玉越 祐作(名古屋大学),今中 政輝(名古屋大学),栗本 宗明(名古屋大学),杉本 重幸(名古屋大学),加藤 丈佳(名古屋大学)
著者名(英語): Yusaku Tamakoshi|Masaki Imanaka|Muneaki Kurimoto|Shigeyuki Sugimoto|Takeyoshi Kato
キーワード: リアルタイムシミュレータ|分散電源|電力需給調整|出力応動|同期化力太陽光発電,Real-time simulator,Distributed generator,Power supply - demand balancing,Power output response,Synchronizing powerPhotovoltaic power generation
要約(日本語): 太陽光発電等のインバータ電源の大量導入に伴い電力系統における慣性力の減少が懸念されている。これを補うため,同期化力を考慮した分散電源の出力制御などが検討されている。本研究では,系統擾乱時における分散電源の出力応動について実験的に検討するため,簡易的なリアルタイムシミュレータ(RTS)を構築した。2エリアについて異なる同期化力を考慮することで,周波数の短周期変動を模擬している。WEST10機系統モデルを2エリア化したモデルを用いたオフラインの計算機シミュレーション結果との比較により,構築した簡易的RTSモデルは,電源脱落時の短周期・長周期の周波数変動を概ね適切に模擬できることを確認した。
PDFファイルサイズ: 266 Kバイト
受取状況を読み込めませんでした
