低温下におけるNi-MH蓄電池の簡易保温技術の開発<br>-断熱材とヒータの併用による蓄電池性能への影響-
低温下におけるNi-MH蓄電池の簡易保温技術の開発<br>-断熱材とヒータの併用による蓄電池性能への影響-
カテゴリ: 部門大会
論文No: 228
グループ名: 【B】令和元年電気学会電力・エネルギー部門大会
発行日: 2019/08/23
タイトル(英語): Development of Simple Thermal Insulation Technology of Battery under Low Temperature -Influence on Storage Battery Performance by Combined Use of Heat Insulation Material and Heater -
著者名: 川野 晴也(日本大学),西川 省吾(日本大学)
著者名(英語): Haruya Kawano|Shogo Nishikawa
キーワード: 蓄電地|低温|断熱材|ヒータ|温度制御,Battery,Low Temperature,Heat Insulation Material,Heater,Temperature Control
要約(日本語): 南極の昭和基地で使用する再生可能エネルギーの出力変動対策として蓄電池の適用が考えられる。しかし,蓄電池は低温下において性能低下の懸念があり保温する必要がある。これまで筆者らは, ヒータを用いることで断熱材を巻いても放電不可能な低温下においても蓄電池の性能低下の抑制が可能であることを確認している。(1) しかし,ヒータを用いることで得られる放電量の増加分よりヒータの消費電力量が上回る結果となった。そのため,更なる性能低下の抑制と消費電力量の削減を検討している。
本稿では,低温下において新たに蓄電池の周りにヒータを巻き更にその周りに断熱材を巻くことで性能低下の抑制効果とヒータの消費電力量の削減効果を確認したので報告する。
PDFファイルサイズ: 1,306 Kバイト
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