リチウムイオン電池の拡散インピーダンスの温度依存性解明に向けた基礎検討

カテゴリ: 部門大会

論文No: 229

グループ名: 【B】令和元年電気学会電力・エネルギー部門大会

発行日: 2019/08/23

タイトル(英語): Basic study on temperature dependence of diffusion impedance of lithium-ion battery

著者名: 辻 聡秀(滋賀県立大学),平山 智士(滋賀県立大学),乾 義尚(茨城大学),田中 正志(滋賀県立大学)

著者名(英語): Akihide Tsuji|Satoshi Hirayama|Yoshitaka Inui|Tadashi Tanaka

キーワード: リチウムイオン電池|交流インピーダンス|等価回路|拡散インピーダンス|温度依存性,lithium-ion battery,AC impedance,equivalent circuit,diffusion impedance,temperature dependence

要約(日本語): リチウムイオン電池を最適な状態で動作させるためには，電池の過渡動作特性のシミュレーションが必要である．著者らは，最近，リチウムイオン電池の交流インピーダンス特性の測定値を用いた高精度な電池動作特性シミュレーション手法を開発した．しかし，電池の交流インピーダンス特性は，電池の状態により変化し，特に温度に依存して顕著に変化するため，本シミュレーションには電池の交流インピーダンス特性を構成する各成分の温度依存性に関する知識が必要となる．このことを考慮して，本研究では，リチウムイオン電池の交流インピーダンス特性の低周波領域を支配する拡散インピーダンスの温度依存性の解明に向けた基礎検討を行った．

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