再生可能エネルギーの大規模導入に向けた電力系統調整力分析

カテゴリ: 部門大会

論文No: 236

グループ名: 【B】令和元年電気学会電力・エネルギー部門大会

発行日: 2019/08/23

タイトル(英語): Analysis of Flexibility in Power Systems for High Penetration of Renewable Energy

著者名: 武下 拓磨(筑波大学),安芸 裕久(筑波大学),石田 政義(筑波大学),河尻 耕太郎(産業技術総合研究所)

著者名(英語): Takuma Takeshita|Hirohisa Aki|Masayoshi Ishida|Kotaro Kawajiri

キーワード: 調整力|最適運用|分散型電源　分散型電源　,Flexibility,Optimal Operation,Distributed Energy Resources

要約(日本語): 近年、再生可能エネルギーの普及による需給バランスの不安定化によって、調整力を持つ電源の確保や強化が求められている。調整力としては、従来のような火力発電に加え、需要家側の発電機や蓄電池といった分散型電源（DER：Distributed Energy Resources）の活用が検討されている。しかし、調整力に関する過去の研究においては、DERによる調整力提供ポテンシャルを推計するものや、系統が保有している調整力を簡易的に推計する研究はあるが、任意の時刻において電力系統が必要とする調整力に関しては知見が不足していた。したがって、本研究では一般に公開されている2016年度の東京電力の電力需給実績をもとに系統運用を再現し、簡易的に系統が必要な調整力を分析した。

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