直流CV海底ケーブルシステムの開発

カテゴリ: 部門大会

論文No: 248

グループ名: 【B】令和元年電気学会電力・エネルギー部門大会

発行日: 2019/08/23

タイトル(英語): Development of HVDC XLPE sub-marine cable system

著者名: 吉田 敬祐(古河電気工業),茂森 直登(古河電気工業),田渕 貴久(古河電気工業),八木 正史(古河電気工業)

著者名(英語): Keisuke Yoshida|Naoto Shigemori|Takahisa Tabuchi|Masashi Yagi

キーワード: 直流|XLPEケーブル|海底ケーブル海底ケーブル,HVDC,XLPE cable,sub-marine cable

要約(日本語): 古河電工ではDC320kV級ケーブルシステムの開発を完了させており，更なる高電圧化を図るため，DC350kV級のPQ試験を行った。海底線DC-XLPE CVケーブルは鉛遮水や鋼線外装から構成され，中間接続部のFactory jointは導体部を溶接工法で接続し，ケーブルと同じ材料の絶縁テープを用いている。これらより構成される線路に対し，コイリング試験，引張曲げ試験を行い機械特性が良好であることを確認した。さらに，RBJ（ゴムブロック式接続部）を線路に加え，長期課通電試験，DC重畳下で開閉インパルス試験または雷インパルス試験を行った。いずれも不具合なく良好な結果が得られ，DC350kV級の直流CV海底ケーブルシステムの開発試験を無事完了することが出来た。

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