CVケーブルの地絡電流の帰路回路に関する一検討

カテゴリ: 部門大会

論文No: 249

グループ名: 【B】令和元年電気学会電力・エネルギー部門大会

発行日: 2019/08/23

タイトル(英語): One Study about Circuit of Earth Fault Current for XLPE Cable

著者名: 渡邉 臣人(中部電力),吉村 貴広(中部電力)

著者名(英語): Takato Watanabe|Takahiro Yoshimura

キーワード: CVケーブル|地絡帰路回路,XLPE cable,Circuit Earth Fault Current

要約(日本語): 中性点抵抗接地方式の地中電線路において地絡故障が発生した場合，地絡電流は中性点を接地した電源側変電所に向かって流れる。片端接地方式の地中電線路では，ケーブルの遮蔽回路が片側の終端部のみ接地されているため，全ての地絡電流が当該箇所の接地線を帰路とする。一方，多点接地方式の地中電線路では，ケーブルの遮蔽回路がマンホール内などに設けた中間接続箱にて接地されているため，地絡電流が複数の接地線に分流し帰路すると考えられているが，帰路回路について検討した実績はない。
合理的な設備形成を目的に，当社における過去の地中線故障実績を整理し，多点接地方式における地中電線路の地絡電流の帰路回路について検討した結果を報告する。

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