残留電荷の周波数応答特性
残留電荷の周波数応答特性
カテゴリ: 部門大会
論文No: 268
グループ名: 【B】令和元年電気学会電力・エネルギー部門大会
発行日: 2019/08/23
タイトル(英語): Frequency response characteristics of residual charge
著者名: 鶴田 浩誠(宮崎大学),三宅 琢磨(宮崎大学),迫田 達也(宮崎大学),泉川 毅(東京電力パワーグリッド),吉澤 輝(東京電力パワーグリッド),廣川 光晴(東京電力パワーグリッド),佐藤 英章(東京電力パワーグリッド),春山 浩(東京電力パワーグリッド)
著者名(英語): Tsuruta Kosei|Miyake Takuma|Sakoda Tatsuya|Izumikawa Tsuyosi|Yosizawa Teru|Hirokawa Mitsuharu|Satou Hideaki|Haruyama Hirosi
キーワード: 水トリー|CVケーブル|残留電荷法残留電荷法,water tree,CV cable,residual charge method
要約(日本語): 日本の電力ケーブルはCVケーブルが用いられており、製法としては乾式架橋の三層押出によるものである。この製法によってケーブル事故の原因の1つである水トリーはケーブル内の残存水分が大幅に減少したため、水トリーの発生確率が大幅に減少すると考えられていた。しかし、敷設から30年近く経過し、水トリーが散見されている。このような水トリーを有する乾式架橋方式のケーブルは残留電荷法によって確認できている。しかし、残留電荷の詳細な特性は未だ解明されていないため、残留電荷の特性の把握を行った。その結果、周波数と電荷量の関係性は180Hzにピークがあり、周波数とコンデンサ電圧の最大瞬時値までの時間は、周波数が高くなるにつれて短くなることが確認された。
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