帯状電極による接地等電位化対策の誘導電圧低減効果

カテゴリ: 部門大会

論文No: 283

グループ名: 【B】令和元年電気学会電力・エネルギー部門大会

発行日: 2019/08/23

タイトル(英語): Reducing Effect of Induced Voltages on the Equipotential Bonding using Belt-shaped Electrodes

著者名: 林 謙治(かんでんエンジニアリング),山本 啓司(かんでんエンジニアリング)

著者名(英語): Kenji Hayashi|Keiji Yamamoto

キーワード: 耐雷強度診断|帯状電極|接地等電位化|雷対策|誘導電圧,lightning withstand voltage strength test,belt-shaped electrode,equipotential bonding,lightning protection,induced voltage

要約(日本語): 近年，雷による被害は機器の電子化に伴う耐性の脆弱化によって増加傾向にあり，雷害対策は費用対効果を考慮した措置が要求され，雷被害を合理的に防ぐ方法を構築する「雷リスクマネジメント」が提案されている。また，雷保護システムが設計通りの性能を発揮し，維持し続けるための検査および保守についても要求されている。当社では，落雷による被害原因の究明と雷害対策の効果検証が実現できる「耐雷強度診断」を展開している。本稿では，耐雷強度診断について紹介し，某製薬会社の施設で実施した帯状電極による接地等電位化対策の効果について実証した結果を報告する。

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