低圧太陽光発電装置における断線アークの継続時間に関する実験的検討

カテゴリ: 部門大会

論文No: 304

グループ名: 【B】令和元年電気学会電力・エネルギー部門大会

発行日: 2019/08/23

タイトル(英語): An Experimental Study on Extinction Time of Arc Discharge Occurred by Line Disconnection in PV-device

著者名: 津坂 亮博(愛知工業大学),横井 俊哉(愛知工業大学),松村 年郎(愛知工業大学),雪田 和人(愛知工業大学),後藤 泰之(愛知工業大学),宮本 淳史(日東工業),伊藤 裕幸(日東工業)

著者名(英語): Akihiro Tsusaka|Toshiya Yokoi|Toshiro Matsumura|Kazuto Yukita|Yasuyuki Goto|Atsushi Miyamoto|Hiroyuki Ito

キーワード: 太陽光発電装置|アーク故障|アーク放電|直流|電気火災,Photovoltaic Power System,Arc Fault,Arc Discharge,Direct Current,Electrical Fire

要約(日本語): 近年，再生可能エネルギー利用の促進に伴い，太陽光発電装置（以下，PV装置）の導入が増加している。しかしながら，特に欧州において，PV装置およびその配線の断線・短絡によって発生したアーク放電が原因の電気火災事故が報告されている。直流を安全に利用していくためには，断線・短絡アークによる火災事故を未然に防ぐことは需要な課題である。そのため，本稿では断線・短絡時に発生する直流アーク放電に着目し，PV模擬電源と定電圧電源を用いてアーク消弧実験を行い，PV装置の断線時に発生するアーク放電の消弧特性を実験的に調査した。その結果，PV電源を用いた時のアーク時間は，定電圧源を用いた場合に比べて長くなることが確認できた。

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