アーク駆動速度向上に向けた外部磁界が及ぼすアーク姿態に働く電磁力

カテゴリ: 部門大会

論文No: 306

グループ名: 【B】令和元年電気学会電力・エネルギー部門大会

発行日: 2019/08/23

タイトル(英語): Electromagnetic Force Acting on Arc Behavior Affected by External Magnetic Field for Improvement of Arc Drive Speed

著者名: 大和 嵩(東京都市大学),川崎 一輝(東京都市大学),岩田 総司(東京都市大学),真栄田 義史(東京都市大学),岩尾 徹(東京都市大学)

著者名(英語): Takashi Yamato|Kazuki Kawasaki|Soshi Iwata|Yoshifumi Maeda|Toru Iwao

キーワード: 磁気駆動アーク|外部磁界|電磁力|アーク駆動速度|膠着現象,magnetic driven arc,external magnetic field,electromagnetic force,arc drive speed,stalemate phenomenon

要約(日本語): 磁気駆動アークは、直流遮断器や限流器などに適用されている。直流遮断器におけるアーク駆動速度の向上は，高速な電流遮断において重要である。しかし、アークの陽極点が停滞する膠着現象が発生し，駆動速度が低下する問題がある。そこで本論文では、アーク駆動速度向上に向けて，外部磁界を印加しアークの駆動力を増加させた時のアーク姿態に働く電磁力に着目した。具体的には、HSVCを用いて撮影した結果をもとに，画像処理を行うことで電磁力を算出した。結果として，外部磁界印加によりアーク姿態に働く電磁力を増加させることで，アークの膠着時間が減少し，リストライク頻度が増加した。また,アークの平均駆動速度が向上した。

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