溶接速度の向上に向けた回転横磁界印加時の溶融池形状

カテゴリ: 部門大会

論文No: 307

グループ名: 【B】令和元年電気学会電力・エネルギー部門大会

発行日: 2019/08/23

タイトル(英語): Shape of Weld Pool Affected by Transverse Rotating Magnetic Field for Improvement of Welding Speed

著者名: 松本 昂樹(東京都市大学),坐間 義幸(東京都市大学),杉山 雄紀(東京都市大学),真栄田 義史(東京都市大学),岩尾 徹(東京都市大学)

著者名(英語): Koki Matsumoto|Yoshiyuki Zama|Yuki Sugiyama|Yoshifumi Maeda|Toru Iwao

キーワード: アーク溶接|溶融池|回転横磁界|電磁力|周波数,arc welding,weld pool,transverse rotating magnetic field,electromagnetic force,frequency

要約(日本語): TIGアーク溶接はその溶接品質の高さからビルなどの建造物や船などの重構造物にしばしば用いられる。しかし，大電流を使用できないという点からMIGやMAGアーク溶接に比べて溶接速度を向上させることが難しく，生産性で劣る。そこで本論文ではTIGアーク溶接の溶接速度の向上に向けてアークに対して回転横磁界を印加し，アークを緊縮させた時の溶融池形状や入熱量に着目をした。
結果として回転横磁界の印加によって溶融池に鱗状のビードが形成され，溶融深さが大きくなることを確認した。入熱量はアーク電圧が増加しないという点から増加しないことを確認した。

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