部分放電電磁波のベクトル的検出用磁気センサの基本特性調査

カテゴリ: 部門大会

論文No: 313

グループ名: 【B】令和元年電気学会電力・エネルギー部門大会

発行日: 2019/08/23

タイトル(英語): Characteristic investigation of magnetic sensor for vectorial detection
of partial discharge electromagnetic wave

著者名: 野下 聖仁(愛知工業大学),林 寿樹(愛知工業大学),村瀬 洋(愛知工業大学)

著者名(英語): Noshita Akihito|Hayashi Toshiki|Murase Hiroshi

キーワード: 電力機器|絶縁診断|部分放電|磁気センサ,Electric Power Equipment,Insulating Diagnosis,Partial Discharge,Magnetic Sensor

要約(日本語): 電力機器の絶縁診断技術として、絶縁破壊の前駆現象である部分放電によって生じる電磁波の検出が有効な手段として挙げられる。本論文は、GIS内部で発生する部分放電の電磁波を、その外部に設置したセンサにより検出する方法に関するものである。本研究ではこれまで、様々な面電流センサを開発してきた。今回はこのセンサに替わる磁気センサの基礎特性を調査した。面電流センサが電界と磁界の両方を検出していたのに対し、本センサは磁界のみを検出することで平面波の伝搬方向を推定しようとするものである。その結果、理想曲線に近しい指向性カーブを得ることができ、磁気センサの実現が可能であることを確認した。

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