4端子面電流センサによるGISタンク表面上の漏洩PD電磁波伝搬方向推定

カテゴリ: 部門大会

論文No: 315

グループ名: 【B】令和元年電気学会電力・エネルギー部門大会

発行日: 2019/08/23

タイトル(英語): A Study of PD UHF Propagation Direction on GIS Tank by 4 Terminals Surface Current Sensor

著者名: 林 寿樹(愛知工業大学),野下 聖仁(愛知工業大学),村瀬 洋(愛知工業大学)

著者名(英語): Toshiki Hayashi|Akihito Noshita|Hiroshi Murase

キーワード: GIS|絶縁診断|部分放電|面電流センサ,GIS,Insulating Diagnosis,Partial Discharge,Surface Current Sensor

要約(日本語): 電力機器の絶縁診断において、面電流センサ用いた絶縁破壊の前段階である部分放電(PD)によって生じうる漏洩電磁波の検出が有効である。著者らは従来の面電流センサを独自に改良した4端子面電流センサを提案し、機器外部からの信頼性の高いPD 診断法の確立を目指している。今回、実際の測定状況を実現するためにGISタンクを採用し、2種類の部分放電発生装置を用いて実験を行った。その結果、検出した4端子センサの出力特性から、両装置共に面電流センサ本来の特性である電磁波のベクトル的検出が可能であることと、両装置において電磁波の伝搬方向が違うことを推察可能であることを明らかにした。

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