配電盤内モールド変圧器のオンライン絶縁診断手法の確立に向けた部分放電測定の検討

カテゴリ: 部門大会

論文No: 316

グループ名: 【B】令和元年電気学会電力・エネルギー部門大会

発行日: 2019/08/23

タイトル(英語): Examination on Partial Discharge Measurement for Establishment of Online Insulation Diagnosis Method for Molded Transformer placed in Switchboard

著者名: 小迫 雅裕(九州工業大学),益田 聖也(九州工業大学),柿本 康朝(九州工業大学),匹田 政幸(九州工業大学),加瀬 隆行(東京電力パワーグリッド),阿部 宏行(東京電力パワーグリッド),廣川 光晴(東京電力パワーグリッド),佐藤 英章(東京電力パワーグリッド),加藤 勇(東京電力パワーグリッド)

著者名(英語): Masahiro Kozako|Seiya Masuda|Yasutomo Kakimoto|Masayuki Hikita|Takayuki Kase|Hiroyuki Abe|Mitsuharu Hirokawa|Hideaki Sato|Isamu Kato

キーワード: 絶縁診断|モールド変圧器|部分放電|配電盤|過渡接地電圧センサオンライン,insulation diagnosis,molded transformer,partial discharge,switchboard,transient earth voltageonline

要約(日本語): 配電設備の絶縁劣化診断技術として部分放電（PD）測定によるオンライン診断技術の確立が求められている。前報では，実験室において経年22kVモールド変圧器の部分放電測定を検討した。本報では，現場活線状態における経年22kVモールド変圧器の絶縁状態を，配電盤外から安全に診断する手法を検討した。その結果，配電盤に配置した複数TEVセンサ信号の特徴を考慮することで，配電盤内・外の信号の識別が可能となり，信号の位相情報からボイド放電である可能性を見出せた。対象機器のPD源の部位までは特定できていないが，配電盤外から比較的簡易に診断できる手法を提案できたので，その成果を報告する。

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