デマンドレスポンスの支援を想定したDeep Echo State Networkによる機器消費電力の短時間先予測の検討

カテゴリ: 部門大会

論文No: P21

グループ名: 【B】令和元年電気学会電力・エネルギー部門大会

発行日: 2019/08/23

タイトル(英語): Short-Term Forecast of Appliance-Wise Electricity Consumption Using Deep Echo State Network for Assisting Demand Response

著者名: 藤田 恵(早稲田大学),藤本 悠(早稲田大学),林 泰弘(早稲田大学)

著者名(英語): Megumi Fujita|Yu Fujimoto|Yasuhiro Hayashi

キーワード: デマンドレスポンス|短時間予測|エコーステートネットワーク|リザーバコンピューティング,demand response,short-term forecast,echo state network,reservoir computing

要約(日本語): 東日本大震災以降の電力システム改革の中で，供給側だけでなく需要側からも需給バランスをとる取り組み（デマンドレスポンス；DR）の必要性が高まっている。DRアグリゲーターは可制御量を把握しながら削減量を達成できるような需要家群の組み合わせポートフォリオを作成する必要があるため，制御対象機器群の短時間先の消費電力を予測する事は，一般需要家を対象としたDRにおいてアグリゲーターが可制御量を見積もる際に重要な役割を果たす。我々はこのような問題意識の下でEcho State Network(ESN)に基づく機器消費電力の短時間先予測手法を検討してきた。本稿では予測精度向上のためにESNの中間層を深層化したDeep ESNを機器消費電力の短時間先予測に適用し，その効果をシミュレーションにより比較評価する。

PDFファイルサイズ: 339 Kバイト