最適入札戦略に基づくエージェントを用いた前日市場シミュレーション
最適入札戦略に基づくエージェントを用いた前日市場シミュレーション
カテゴリ: 部門大会
論文No: P52
グループ名: 【B】令和元年電気学会電力・エネルギー部門大会
発行日: 2019/08/23
タイトル(英語): A Simulation of Day-ahead Market Using Agents based on Optimal Bidding Strategy
著者名: 藤本 康介(広島大学),関崎 真也(広島大学),餘利野 直人(広島大学),池田 亮(広島大学),造賀 芳文(広島大学),佐々木 豊(広島大学)
著者名(英語): Kosuke Fujimoto|Shinya Sekizaki|Naoto Yorino|Ryo Ikeda|Yoshifumi Zoka|Yutaka Sasaki
キーワード: 電力自由化|電力市場|市場シミュレーション市場シミュレーション,Electricity Liberalization,Electricity Market,Market Simulation
要約(日本語): 日本では電力自由化が進行しているが,競争環境下では,電力の価格や取引量が利己的な経済主体の行動に依存するため,適切な規制の下での取引を実施しなければ,電力システム全体の経済合理性を損なう可能性がある。本論文では,電力卸売市場を対象とし,競争環境下における利己的な経済主体の取り得る行動を分析する。発電事業者をleader,市場運用者をfollowerとしたStackelbergゲームを2レベル計画問題として定式化し,発電事業者の入札に基づき約定決済を行うことで,電力市場シミュレーションを実施する。2レベル数理計画問題は混合整数線形計画問題へと帰着させるとともに,約定決済には線形化処理を施すことで,計算負荷を低減させることに成功している。
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