PDMS-セラミックス複合材料の表面構造制御による超撥水・超滑水表面の形成

カテゴリ: 部門大会

論文No: 1-A-p1-5

グループ名: 【A】令和3年電気学会基礎・材料・共通部門大会

発行日: 2021/09/01

著者名: 青木 裕介（三重大学）

キーワード: 複合材料|超撥水|電気泳動堆積|スピンコート法|超滑水

要約(日本語): 超撥水表面の形成にあたっては、材料表面を低表面エネルギー材料で覆うだけでなく、その表面構造を制御することが重要となる。天然の撥水表面である蓮の葉などはミクロおよびナノスケールの異なるスケールの凹凸構造が階層状に形成された「階層状凹凸構造」を持つことが知られる。本研究では、低表面エネルギー材料であるポリジメチルシロキサン(PDMS)とシリカ粒子を原料とする複合材料について、電気泳動堆積法あるいはスピンコート法などを手法を利用した膜構造制御を行うことで、階層状凹凸構造を形成して、その表面を超撥水化・超滑水化することができたので報告する。

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