炭化水素系電気絶縁油中不平等電界における放電進展過程の比較

カテゴリ: 部門大会

論文No: 2-D-a2-2

グループ名: 【A】令和3年電気学会基礎・材料・共通部門大会

発行日: 2021/09/01

著者名: 中村 勝海（金沢工業大学）, 宮城 克徳（金沢工業大学）, 花岡 良一（金沢工業大学）

キーワード: 植物由来|炭化水素系|生分解性電気絶縁油|針-平板電極|雷インパルス特性

要約(日本語): 現在,あらゆる分野で地球環境負荷の低減が議論されており,油入電気機器についても非化石資源の活用が検討されている。最近,現行の鉱油系電気絶縁油の規格に準拠した植物由来の炭化水素系電気絶縁油(NYTROR BIO 300X)が開発された。 本論文では,炭化水素系電気絶縁油(鉱油とNYTROR BIO 300X)を用いて,不平等電界(針-平板電極)における負極性雷インパルス印加時の放電進展プロセスについて比較検討を行った。これから,発光開始から全路破壊に至る放電進展特性,およびストリーマ放電の様相などの放電挙動の違いが認められたので,その結果について報告する。

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