エラストマーの電気伝導率測定と漏れ電荷を考慮した誘電エラストマー発電出力の高精度評価

カテゴリ: 部門大会

論文No: 2-D-p2-4

グループ名: 【A】令和3年電気学会基礎・材料・共通部門大会

発行日: 2021/09/01

著者名: 久田 優（名古屋大学）, 栗本 宗明（名古屋大学）, 加藤 丈佳（名古屋大学）, 杉本 重幸（名古屋大学）, 光本 真一（豊田工業高等専門学校）, 鈴置 保雄（愛知工業大学）

キーワード: シリコーンエラストマー|Q(t)法|エネルギーハーベスティング

要約(日本語): 誘電エラストマーに充電し、伸張変形させることにより、環境中の微少なエネルギーを電気エネルギーに変換することが出来る。しかし、発電動作中に充電電荷の一部がエラストマー内部を漏れ電荷として流れ、発電出力が低下することが確認されている。この漏れ電荷により発電出力の予測値と実測値が大きくずれる課題がある。本研究ではエラストマーの漏れ電荷をQ(t)法を用いて測定し、その結果から求めた電気伝導率を用いて、漏れ電荷を考慮した発電出力の計算モデルを構築した。

PDFファイルサイズ: 410 Kバイト