金属衝突時に発生する電波波形の特徴抽出

カテゴリ: 部門大会

論文No: 3-B-a1-5

グループ名: 【A】令和3年電気学会基礎・材料・共通部門大会

発行日: 2021/09/01

著者名: 加瀬 哲也（日本大学）, 豊田 響（日本大学） , 三枝 健二（日本大学）, 高野 忠（日本大学）

キーワード: 電波放射|波形|運動エネルギー|空中電荷|帯電|金属

要約(日本語): 以前から,金属の衝突や接触時,岩石破壊時に電波が放射することが確認されている.これは,放電が原因であると考えられている.しかし,空中電荷が金属に帯電する効果は不明である.本研究では,金属板に同種の金属球を落下させる.高さと落下位置をプラスチック筒で制御し波形を観測した.測定周波数として300 MHzを選んだ.試料の金属として真鍮とアルミニウムを用いた.得られたマイクロ波は,極めて短い時間の放射である.得られた波形の最大振幅と電波の放射時間に注目し,複数回の波形の統計処理を行う.今回,波形が3種類の出現パターンがあることを報告する.

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