接地電極を被覆した荷電装置の荷電極性と荷電量

カテゴリ: 部門大会

論文No: 3-B-p2-6

グループ名: 【A】令和3年電気学会基礎・材料・共通部門大会

発行日: 2021/09/01

著者名: 永吉 健太郎（富士通ゼネラル研究所）, 野﨑 優介（富士通ゼネラル研究所）

キーワード: 電気集じん|コロナ放電|荷電装置|荷電極性|接地電極|絶縁被覆

要約(日本語): ワイヤ対平板で構成された荷電部の接地電極を絶縁体で被覆すると,少ない電流で粒子を高効率に荷電ができる。放電極に正極高電圧を印加したときの粒子の帯電極性および極性ごとの帯電量について,被覆の有無それぞれについて計測した。荷電部で帯電された粒子を後段のコレクタで捕集し,マイクロスコープの粒子径,粒子数判定機能を用いて,粒子の捕集位置分布を得る試験方法を確立した。接地電極の被覆によって,荷電効率が高まり,放電電極に印加した電圧とは逆極性の荷電が多くなることが判明した。低消費電力でオゾン生成量の少ない電気集じん装置の開発につながる。

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