焼酎粕活性炭を用いたマグネシウム空気燃料電池の正極材料の厚みの検討

カテゴリ: 部門大会

論文No: 3-C-a1-2

グループ名: 【A】令和3年電気学会基礎・材料・共通部門大会

発行日: 2021/09/01

著者名: 井手 健太郎（福岡工業大学）, 田島 大輔（福岡工業大学）, 川畑 俊彦（BlueForce）

キーワード: マグネシウム空気燃料電池|金属空気燃料電池|焼酎粕活性炭

要約(日本語): 本研究で用いているマグネシウム空気燃料電池は負極にマグネシウム,正極材料にチタンメッシュと焼酎粕活性炭,固体電解質にポリアクリル酸ナトリウムを用いている。マグネシウムは海洋中に多く存在しており安価で枯渇する心配が少ない。焼酎粕活性炭は先行研究により正極の導電材料として市販活性炭であるMSP-20よりも優れていることが示されている。本研究ではもうひとつの正極材料であるチタンメッシュ厚みに着目した。厚みを50 μmと178 μmと変えた際にポリアクリル酸ナトリウムの水分量を変えた際の電流密度,電圧,電力密度特性の測定を行った。厚み178 μmのチタンメッシュの最高電力密度が50 μmより高い結果となった。

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