ナノ結晶合金扁平粉末積層シート磁心の低保磁力化にむけた作製工程の検討

カテゴリ: 部門大会

論文No: 3-C-p2-2

グループ名: 【A】令和3年電気学会基礎・材料・共通部門大会

発行日: 2021/09/01

著者名: 小池 航太 （信州大学）, 金谷 孝紀 （信州大学）, 佐藤 敏郎 （信州大学）, 曽根原 誠 （信州大学）

キーワード: ナノ結晶合金扁平磁性粉末|鉄系メタルコンポジットシート磁心|保磁力

要約(日本語): 昨今,スイッチング電源にSiC/GaNパワー半導体の採用が積極的に行われ,電源の小型化が期待されている.しかしスイッチング電源の小型化に際して磁気部品がボトルネックとなっており,MHz帯で低損失,高飽和磁束密度,高透磁率を有する電力変換用の磁心材料の開発が求めらている.筆者らはMHz帯電力変換用磁心材料として扁平形状の磁性微粒子と非磁性樹脂を用いた鉄系メタルコンポジットシート磁心を提案している.本稿では粉末の加工,およびシート磁心作製工程において保磁力の増大が確認されているため,保磁力の抑制にむけた作製工程の検討を行ったので報告する.本作製工程では1.16Oeまでシート磁心の保磁力の抑制を行えた.

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