FES通信システムの構築に向けた体内素子ノイズレベルの最適化に関する検討

カテゴリ: 部門大会

論文No: 3-P-A-6

グループ名: 【A】令和3年電気学会基礎・材料・共通部門大会

発行日: 2021/09/01

著者名: 長田 樹也（東北学院大学）, 宮原 敏（東北学院大学）, 佐藤 文博（東北学院大学）, 松木 英敏（東北大学）

キーワード: FES通信システム|高調波ノイズ|双方向通信

要約(日本語): 本研究では,FES通信システムにおける構築の改善について,検討と実験を行った.FESシステムで使用される体外素子はソレノイド形状をしており,それに対し体内素子は磁性体を含包した受電・通信用のコイルから構成される.FESシステムにおいて,体外素子からの給電時,磁界の不均一性により体内素子の位置によって受電時の特性が異なる事,体外素子からの給電時,体内素子の受電部に発生する高調波は通信部に対してノイズとして作用する事はシステム安定化に対し問題となる.その為,FES通信システムの通信安定化には磁界の不均一性を考慮した体内素子構成及び高調波対策が必要不可欠であり,これらシステム構築についての検討を行った.

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