高速高圧ゲートドライブによる小型ナノ秒パルス電源の開発とその応用

カテゴリ: 部門大会

論文No: 3-P-B-2

グループ名: 【A】令和3年電気学会基礎・材料・共通部門大会

発行日: 2021/09/01

著者名: 道上 竣介（佐世保工業高等専門学校）, 猪原 武士（佐世保工業高等専門学校）, 柳生 義人（佐世保工業高等専門学校）, 大島 多美子（佐世保工業高等専門学校）, 川崎 仁晴（佐世保工業高等専門学校）

キーワード: ナノ秒パルス電源|アヴァランシェ降伏|水素生成

要約(日本語): パルス放電は排ガス処理やオゾン生成,液中における殺菌など、多岐にわたる分野で研究がなされている。しかしながら、パルス放電を生成するために用いられる一般的なパルス電源は装置が大きく、小型化とさらなる短パルス化が課題として残っている。これを解決するために本研究では、バイポーラトランジスタのアバランシェ降伏を用いた高速高電圧ゲート信号によって市販のSiC-MOSFETを高速駆動させることにより、小型で急峻なナノ秒パルス形成回路の開発を行う。また、開発した電源を用いて気液界面でのパルス放電を行い、水を原料とした水素生成試験を行った。本発表では,開発したパルス電源の出力諸特性ならび水素生成特性について報告する。

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