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【招待講演】人工反強磁性体における反対称層間交換結合

【招待講演】人工反強磁性体における反対称層間交換結合

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カテゴリ: 部門大会

論文No: 13-A-p1-3

グループ名: 【A】令和4年電気学会基礎・材料・共通部門大会

発行日: 2022/08/30

著者名: 関 剛斎(東北大学), 増田 啓人(東北大学), 高梨 弘毅(東北大学)

キーワード: 層間交換結合|反対称相互作用|磁化スイッチング|反強磁性体

要約(日本語): 強磁性層と非磁性層を交互に積層した金属人工格子では、非磁性層を介して隣り合う強磁性層の磁化が反強磁性的あるいは強磁性的に結合する層間交換結合(IEC)が発現する。これは対称な長距離交換相互作用として知られてきたが、最近になって面内の構造対称性の破れに起因した反対称なIECが報告されている。本講演では、層厚を傾斜させたPt/Co/Ir/Co/Pt金属人工格子を用いて面内構造の非対称性を設計し、対称及び反対称のIECが誘起する磁気構造を調べた研究について紹介する。具体的には、IrやCo層厚を変化させて反対称IECによるシフト磁場を評価したところ、対称及び反対称に相関があることを見出し、さらに大きな反対称IECを利用することで垂直磁化を面内磁場でスイッチングできることを実証した。

PDFファイルサイズ: 356 Kバイト

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