帯域制限された信号に対するアンダーサンプリングを用いた無線通信評価システムの有効性に関する検討

カテゴリ: 部門大会

論文No: 13-P-D-2

グループ名: 【A】令和4年電気学会基礎・材料・共通部門大会

発行日: 2022/08/30

著者名: 下田 大世(日本大学), 菅野 翔太(日本大学), 大谷 昭仁(日本大学)

キーワード: ADC|radio communication|radio communication evaluation|under-sampling

要約(日本語): 高周波・高速化する無線通信信号を安価で高分解能に評価することを目的として、アンダーサンプリングを用いた無線通信評価システムを提案している。本稿では帯域制限されたQPSK変調信号に対する本システムの有効性を検討した。具体的には、異なる帯域の信号をリアルタイムサンプリングで測定した。リアルタイムサンプリングで測定したデータを間引きしてアンダーサンプリングのデータを作成した。それぞれの測定値を信号評価した結果、シンボルのばらつきは良好な一致を示した。アンダーサンプリングによる測定でもリアルタイムサンプリングと同程度の精度でシンボルを抽出できたことから、帯域制限された信号に対する本システムの有効性が示される。

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