エレクトロスピニング法による配向マイクロファイバーの作製とそのテラヘルツ波液晶移相器への応用

カテゴリ: 部門大会

論文No: 14-D-a1-4

グループ名: 【A】令和4年電気学会基礎・材料・共通部門大会

発行日: 2022/08/30

著者名: Lang Trong Nghia(防衛大学校), 井上 曜(防衛大学校), 森武 洋(防衛大学校)

キーワード: 液晶|マイクロファイバー|テラヘルツ波|移相器|エレクトロスピニング法

要約(日本語): エレクトロスピニング法で作製したポリアクリロニトリルの配向マイクロファイバーとネマティック液晶を複合化した複合体を作製し、この複合体を用いて300GHz帯のテラヘルツ波移相器を作製した。マイクロファイバーの直径は高分子溶液の濃度と印加電圧によって制御が可能であること確認し、直径が1μmを超える配向マイクロファイバーを作製することに成功した。また、配向マイクロファイバーとネマティック液晶を複合化した材料を用いてNRDガイド型のテラヘルツ波移相器を作製し、その特性評価を行ったところ、誘電異方性と立ち上がり時間、立下り時間のバランスの良い移相器が実現できた。

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