NiSe2電極材料の作製と物性及び電気化学特性

カテゴリ: 部門大会

論文No: 14-D-a2-5

グループ名: 【A】令和4年電気学会基礎・材料・共通部門大会

発行日: 2022/08/30

著者名: 伊藤 聖人(明治大学), 小原 学(明治大学)

キーワード: NiSe2|キャパシタ|酸化還元|水熱合成

要約(日本語): 現在、環境問題やエネルギー問題から新たな高性能エネルギーデバイスに注目が集まっている。そこで注目されるのがエネルギー密度や入出力特性の観点からみてコンデンサと二次電池の中間的存在と言える電気化学キャパシタである。その中でも電極活物質のある程度内部まで金属イオンの酸化還元反応も利用するため大容量であるとされているのがレドックスキャパシタである。その電極材料としてルテニウム酸化物の開発が行われたが、高容量であるが高価であるという問題がある。そこで代替材料として、高容量で安価と知られているNISe2に注目をした。本研究ではNiSe2電極材料の作製方法と物性及び電気化学特性を明らかにし、レドックスキャパシタ用電極材料として応用できるか検討した。

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