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熱処理がエポキシ樹脂の高温・直流電界下における空間電荷蓄積特性に与える影響
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カテゴリ: 部門大会
論文No: 15-P-B-2
グループ名: 【A】令和4年電気学会基礎・材料・共通部門大会
発行日: 2022/08/30
著者名: 斉藤 奈穂(東京都市大学), 高木 柊輔(東京都市大学), 佐藤 孔亮(東京都市大学), 三宅 弘晃(東京都市大学), 田中 康寛(東京都市大学)
キーワード: エポキシ樹脂|空間電荷|パルス静電応力法|熱処理
要約(日本語): エポキシ樹脂について高温高電界下における空間電荷蓄積特性を調査すると、空間電荷の蓄積が生じ、絶縁破壊に至る危険性があることが報告されている。エポキシ樹脂内の空間電荷蓄積要因として、これまで材料中の不純物のイオン化が原因の一つであると考えられていたがTg以上の高温による熱劣化も起きている可能性も考えられる。そこで、本研究では、エポキシ樹脂をTg以上の温度下で処理時間を変えて熱処理し、高温高電界下における空間電荷分布測定を行った。その結果、測定温度がTg以上であると、熱処理が短時間であっても未処理の試料に対して正ヘテロ電荷の蓄積が増加することが分かった。すなわち、熱処理がヘテロ電荷蓄積を促進させるものと考えられ、ヘテロ電荷の発生は熱処理による材料の劣化が原因である可能性がある。
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