永久磁石を用いた磁気車輪におけるハルバッハ配列の応用

カテゴリ: 部門大会

論文No: 7-A-p1-4

グループ名: 【A】令和5年電気学会基礎・材料・共通部門大会

発行日: 2023/08/24

著者名: 佐伯 拓(関西大学)，稲田 貢（関西大学)

キーワード: 回転永久磁石|磁気浮上

要約(日本語): 磁気を発生する浮上力を用いた鉄道や移動システムの提案が数多く行われている。その方式の1つである超伝導を用いた浮上方式は壁にコイルが必要で、また、超伝導磁石は液体窒素等を用いた極低温での冷却・メンテナンスが必要でコストが高い。我々は、大きな浮上力が得られる回転永久磁石を用いた磁気浮上推進システムに関し、各種の要素技術の検討と開発を進めている。今回、ハルバッハ配列を永久磁石に採用し磁力を強化した磁気車輪の開発を行った。磁気浮上システムにおける浮上力改善の検討を行った。磁気車輪の浮上力は、磁石がつくる磁束密度の2乗に比例して増加する。磁場強度分布や浮上力に関する実験結果やその検討について報告する。

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